外資系コンサルの知的生産術【アウトプット・その他編】

仕事術

「知的生産性を向上させたい」「仕事の質をより高めたい」ということで、ビジネス書として評判の高い外資系コンサルの知的生産術という本を読みました。

コンサルに限らず、全てのビジネスマンが使える仕事術が紹介されてる良書で、今ならKindle Unlimitedで無料で読めるのでおすすめです。

まず必要なのは「思考の技術」ではなく、「行動の技術」だった! 論理思考やフレームワークを学んでも、仕事がうまくいかないのはなぜ? 劇的に成果が上がる、本当に使える「知的生産の技術」=「行動の技術」を詳しく解説。

今回、特に印象に残った部分をインプット・プロセッシング・アウトプット(・その他)の観点でまとめました。

今回は後編ということで、アウトプットとその他についてまとめます。

前編はこちらです。

知的生産のためのアウトプット

アウトプットはWhat, Why, Howの3点を押さえる

アウトプットはWhat「やるべきこと」、Why「その理由」、How「具体的なやり方」の三点セットにする。やるべきことは、必ずベクトルではなく到達点で伝える。

アウトプットでは「行動」を提案する

「ではどうするべきか?」という問いに対して解答、提案をきっちり示す。

提案する際は、自分のポジションを明確に示す

問いに対して、賛成/反対、○○すべき/すべきでない、など必ず明確にポジションをとる。「現時点ではどちらともいえない」とか「さらなる分析が必要」はNG。

情報が不足していると感じても、現時点でのベストエフォートとして明確なポジションを取る。

ポジションをとらない人は、ただの評論家だと見なされる。評論家の言葉は響かない。

情報量とクオリティは逆相関

Less is more.情報過多は受け手にとって高負荷なだけ。

その他

指示は「行動」ではなく「問い」で出す

「○○に関連する資料を、金曜日までになるべくた沢山集めておいて」などという指示を出してはいけません。そうではなく「○○に関して、この四つの問いについて答えが出せるような資料を集めておいて」と指示しなくてはならないのです。

外資系コンサルの知的生産術

カタカナ語に注意

用語の定義があやふやだと、プロジェクトが迷走する。用語は関係者間で厳密に定義すべき。

システム開発は人間を意識

システム開発において、乾いた要件定義を満たすことばかり意識してはいけない。どういう人がどういう状況で使うかを意識する。

顧客の質問は質問ではなく、意見や懸念の表明

顧客が質問をするとき、それが本当の意味で質問であることは滅多にない。質問という名を借りた反対意見や懸念の表面であることがほとんど。

説得よりも納得を、納得よりも共感を追求する

説得で人は変わらない。人は共感に突き動かされて行動する。

時間は個人が自由に分配を決定できる唯一の投資原資

この原資をどこに投資するか?例えばSNSに使えば、SNSの富に変換されてその企業の企業価値が向上する。自分の為のインプットに使えば、自分の価値が向上する。

後編はここまでです。

まず必要なのは「思考の技術」ではなく、「行動の技術」だった! 論理思考やフレームワークを学んでも、仕事がうまくいかないのはなぜ? 劇的に成果が上がる、本当に使える「知的生産の技術」=「行動の技術」を詳しく解説。

外資系コンサルの知的生産術は今ならKindle Unlimitedで無料で読めるのでおすすめです。

コメント